弊社の受付にはPepperくんがいます。
毎日その愛らしい姿でお客様をお迎えしてくれていますが、
まだまだ訓練不足なのか、お客様が近づいてもだんまりを決め込んだままです。
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これのままでは受付を任せるわけにはいかない、
ということで今回はPepperくんを鍛えあげるため、接客の挨拶を教え込んでやりたいと思います。
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想定する動作はこういった感じです。
〇お客様を見つけたら「いらっしゃいませ!」と元気よく声をかける
〇お客様が帰るときは「ありがとうございました!」と元気よく声をかける
Pepperの動作は、Choregrapheを使って作っていきます。
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まずはボックスを配置してみる
〇フローダイアグラムにSet Languageボックスを1つ、Sayボックスを2つ配置します。
〇Set Languageボックスの設定、Language:Japaneseに変更
〇Sayボックス1の設定、Localized Textの言語をJapaneseにしてテキストに「いらっしゃいませ、ようこそキャメルへ」と入力
〇Sayボックス2の設定、Localized Textの言語をJapaneseにしてテキストに「ありがとうございました。またのお越しをおまちしてまぁす」と入力
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メモリイベントを追加してボックスをつなぐ
フローダイアグラム左端の+にて、メモリイベントPersonApproachedとPersonMovedAwayを追加します。
〇フローダイアグラム左端のOnStartをSet Languageとつなぎます。
〇メモリイベントPersonApproachedとSayボックス1をつなぎます。
〇メモリイベントPersonMovedAwayとSayボックス2をつなぎます。
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動作を追加してボックスをつなぐ
せっかくなので、おしゃべりにあわせて動きもつけてみます。
それぞれメモリイベントと動作ボックスをつなぎます。
訓練成果!
完成した動きはこちらです。
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ちょっと反応が敏感すぎたようで、挨拶を連呼してしまいました。
次回はもう少し凝った動作を教え込んでみたいと思います。
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福井
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