但馬の情報誌T2 vol.110秋・冬号を発行しました。
特集の但馬の未来をデザインする「TAJIMA DESIGN」は、
但馬人気質が醸す伝統技術の酒造り「但馬杜氏(とうじ)の郷」です。
「但馬杜氏」は、「日本四大杜氏」に数えられ、
但馬流が日本で最も古い酒造りのルーツという声がある。
若者の酒離れと言われる中、地元の酒蔵の取組み紹介しております。
生き残りをかけて、工場見学や酒粕を使った商品化。
杜氏の話しが聞ける直売店や瓶詰体験販売なども検討されています。
但馬のインバウンド観光では、美しい自然や温泉、カニや但馬牛などのグルメの紹介が多いのですが、日本独自の文化でもある日本酒(地酒)を海外へもっとアピールしていきたいという思いから、再度、地域で見直せないか特集をしました。
今年4月、新温泉町で自然な低温環境を利用した酒造が復活しました。
元町長が社長になり、伝統の技術継承をめざします。
元々、牛乳工場だった場所を改修して酒造りが行われています。
過去から今の延長では、思い描く「未来をデザイン」する事はできない。
まず、未来(目的・ゴール)を描き、今の環境を変え(創造)
続けていくことのできるものが、
未来に誇れるものを残していけるのだと思いました。