人口6,000人の鳥取県智頭町がAIチャットボットを導入した理由

総面積の93%が山林で、人口6千人ほどの小規模都市である
鳥取県智頭町にAIチャットボット住民窓口Ediaを納入しました。

ホームページもリニューアルされて、
行政案内・観光案内・移住案内の
3つのカテゴリに分けられています。

行政サイトで案内されているAIチャットボット「住民窓口Edia」は、
「子育て」「学校教育」「福祉・生活支援」「コロナウイルス」など、
25分野3,500問の
共用QAデータを提供しております。

参加約70自治体の質問データ(住民1,000万人)を蓄積しており、
毎月AIが学習を行なっているため、地方自治体でも導入当初から質の高いAIを利用できます。


住民が日常的にチャットボットシステムを利用することで住民の利便性
は向上して、
さらに職員様の問い合わせ対応時間の軽減による業務効率化が見込まれます。
また、コロナ禍による感染症対策の非接触手段としても有効です。

智頭町では、20年以上にわたり住民主体のまちづくりを推進し、その住民自治の強さや取り組みは全国的にも有名で、2019年にはSDGs未来都市に選定されました。これらの取り組みは移住者促進にもつながりました。

しかしながら小さな集落が分散する中山間地では、人口減と高齢化による消滅集落の危機に常に直面しています。
地方山間部が抱える「担い手不足による事業継続の困難さ」という課題を、「最新のICTを活用した新たな仕組みを開発し、実装する」ことにより、次世代の若者がUJIターンしやすい仕事を創出し、林業後継者を確保・育成することを目指しています。

AIチャットボット「住民窓口Edia」の他にも、
自治体初の疎開保険や、おせっかい奨学金基金条例、AI運行バスの実証実験を取り組まれています。
2月から始まった地域電子通貨は、お手伝いを表す智頭の言葉から取って「てご」と呼ばれています。

智頭町は「おせっかいのまちづくり」を宣言 しました。
家族や親戚、地域、学校、職場など様々な社会の中で、支え合いながら暮らしています。
幸せに暮らして
いくために、小さな「おせっかい」が大事な要素になってくるからです。
なので、この町のAIキャラクターは「おせっ貝ちゃん」です。

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PS
なんておせっかいな電子コインなんだ(笑)
お手伝いの輪が広がる面白い仕組みです。
https://youtu.be/UcNNRGwRoMQ

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