さあ今年こそはと満を持して大鍋を購入
直径45センチ
持っただけで重い
決行日は11月11日金曜日 十日夜(とおかんや)
旧暦の10月10日
各地で観月と農耕儀式が行われる日だ
賄い方は福利厚生委員のH嬢とK嬢、それと小生
レシピはもちろん里芋、それに立冬も過ぎた事だし大根
人参、ゴボウ、白菜、シイタケ、豚肉、鶏肉、海老、アサリ、
カニつみれ、牡蛎
味付けは味噌にした
さあみんなが来るまでに作っちゃおう
って出ばなをK嬢が挫いた
里芋の皮を剥くのに指を切ってしまった
これは痛い
そして料理の支度に痛手だ
若いH嬢が張り切る
ゴボウの笹掻きが始めてのようだ
お、大根青首の部分から下まで全部を使うようだ
う~ん
ま、いいか
その間小生は囲炉裏の用意と始めて使う大鍋が馴染むように
野菜屑を煮込む
楽な仕事だ
K嬢サランラップを巻いて健気に素材の準備に掛かる
じゃここから小生の出番とばかりに
下ごしらえので来た具を鍋にほうり込む
出しは昆布
それに味噌
そしてなくてならないものがお酒
水1にお酒1位の割かなあ
それとビール
あ、いやこれは賄い人である我々が頂く
この時が一番最高なのだ
うん、いける
良い出汁がでてる
出汁を濃くしないのがコツだ
素材のうまみを充分に引き出さなくては
濃い味だけは避けなければならない
さあ準備OKだ
ちょうどタイミングよく皆集まってきた
おにぎり、スイーツ、各人それぞれ持ち寄って芋煮会だ
太田 伸吾
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