香美町歴史文化遺産活性化実行委員会の依頼により、
各地域の失われつつあり、かつ、記録に残されていない地域固有の伝統芸能等
(伝統芸能、伝統技能、祭り、伝説、神話、民話、習俗等)を映像に記録・保存する事業、香美町三番叟全編記録とダイジェスト版を制作しました。
但馬に残る三番叟は、香美町の訓谷・一日市・香住・森・下浜・沖浦・新屋の7カ所で伝承されいずれも香美町の無形民俗文化財に指定されています。
「踏み子」と呼ばれる踊子が、翁・千歳・黒木尉の三神に、謡や笛、太鼓、に合わせて舞台を踏みます。
「天下太平」「長久円満、息災延命」などの祈りをこめ、氏神に奉納されます。
1つの地区に集中して残っているのは、兵庫県下でも大変珍しいとされています。
失われつつある伝統芸能の映像保存は、動きや音を記録できるため、
より多くの人々に、分かりやすく伝えることができます。
.
納品は、各保存会へDVDとYoutube(e映像制作)による配信です。
事業としては、保存するだけでなく、知ってもらう事も重要な要素のようです。
.
.