但馬の情報誌T2 秋冬vol.116は、新風を吹き込む大学×地域
芸術文化観光専門職大学のRIC(リック)について特集しました。
兵庫県豊岡市に芸術文化と観光の大学ができたけれど、
一体どのような事をしているのか取材をしました。
芸術文化観光専門職大学は、2021年(令和3年)4月に
兵庫県豊岡市に開学した公立専門職大学です。
学部としては芸術文化・観光学部のみを設置しており、
演劇を基礎に芸術や文化を学び、地域で活躍する人材の育成を目指しています。
RIC(リック)は、地域の皆さんと大学をつなぐ窓口となります。
芸術文化と観光の架け橋として、
地域を元気にできる人材として活躍を期待しています。
取材内容は、RICの概要から、
北海道や青森県出身の学生さんに、大学生活のことを聞いたり、
兵庫県立和田山高等学校での、人との違いを学ぶコミュニケーションワークショップ。
香美町でのフィールドワークの様子。
演劇のワンシーンを使った授業などいろいろな取り組み。
その他のコーナーは、
但馬の隠れたIPPINは、凍えるカニ漁師を温めた、
かに酒用干し蟹「かすみ 紅こがれ」
裏路地探険は、玄武岩と赤い石のまち並み
豊岡市赤石地区を歩きました。
ハイスクールキラリ組は、兵庫県立八鹿高等学校の
書道パフォーマンスなど取材をしました。
どのような仕事においても自分一人では完結しません。
他者とかかわりを持ち、情報を共有したり協力を得ることができなければ難しいです。
日本経団連が行った「新卒採用に関するアンケート調査結果」によると、新卒採用の選考で企業側が重視する点として、「コミュニケーション能力」が15年連続で1位にランクインしています。このアンケート結果から、日本の多くの企業がコミュニケーション能力の高い人材を採用したいと考えています。
芸術文化観光専門職大学で「芸術文化」と「観光」の架け橋となり、
地域を元気にするのは、コミュニケーション教育が重要な役割を担っています。
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