新たな歴史を継なぐ、金継ぎの世界。T2秋冬号「つくりて」の取材に行ってきました。

但馬の情報誌『T2』秋冬号の取材で豊岡市城崎町出身の
金継ぎ職人 河原さんにお会いしに行ってきました。

金継ぎとは、日本古来の伝統的な修繕技法のこと。
破損した陶磁器類を漆で接着し純金や純銀、時には錫(すず)などで継なぐそうです。

金継ぎというと、金のイメージが先行しがちでしたが
河原さんの行う金継ぎでは、道具の多くが自然由来のものばかり。
修繕した後も安心して使用できるようにとの配慮がされていました。


金はあくまで漆で塗装した破損部の上にふんわり優しく筆でのせるだけ。
その後、蚕から作られた綿で余分な金を除き、凹凸があれば
炭で削ったりして整えます。
仕上がったものは湿度管理した場所でしっかりと乾かします。

最近は金継ぎのキットも書店でありますが
みなさんは金継ぎしたお皿の扱いはご存知でしょうか。
私は長年、正式なことは知らなかったのですが下記のような注意点があります。
・電子レンジやオーブン使用は避ける
・長く水につけたままにしない

修繕したいものがある方や金継ぎ体験にご興味のある方は、
ぜひ”naosuhitokawahara”で検索してみてください。

当日は、一生懸命なところがいつも素敵なスタッフの初取材日でもありました。
取材後、記事制作もしてくれました。

金継ぎのきっかけや活動のお話については、10月中旬発行予定の
T2秋冬号にて掲載を予定しております。お楽しみに。

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