「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道~資源大国日本の記憶をたどる73Kmの轍~」
の朝来市にある日本遺産PR用YouTube動画を制作させて頂きました。
そもそも「日本遺産」はどうやって認定されるのかということもご紹介します。
1、歴史的経緯や(地域の風土に根ざし世代を超えて受け継がれている伝承,風習等を
踏まえたストーリーであること。
2、ストーリーの中核には,地域の魅力として発信する明確なテーマを設定の上,建造物や
遺跡・名勝地,祭りなど,地域に根ざして継承・保存がなされている文化財に
まつわるものが据えられていること。
3、単に地域の歴史や文化財の価値を解説するだけのものになっていないこと。
日本遺産として認定するストーリーには次の2種類があります。
・単一の市町村内でストーリーが完結する「地域型」
・複数の市町村にまたがってストーリーが展開「シリアル型(ネットワーク型)」
この3点の認定の条件を踏まえて、申請書を作成しなければなりません。
朝来市では2016年に生野銀山を中心とした物語で認定を目指しましたが、
惜しくも認定とはなりませんでした。
そこで2017年、上記に述べた点を踏まえ「銀の馬車道」と「鉱石の道」の
関連6市町との広域的な連携のもとで申請し、見事日本遺産認定となりました。
6市町にまたがるこの道には近代化の面影を今な残しているところがあり、
内部を見学出来るところもあります。
この動画では、鉱石の道の中の「生野銀山」や「神子畑選鉱場跡」等の
今では見るこの出来ない昔の映像が盛り込まれています。是非ご覧下さい。
弊社では、PR映像の制作だけではなく、観光冊子も手がけております。
地域の魅力をPRするツールとして映像や冊子を制作し、
YouTubeといった媒体を用いて、国内外への情報発信をしてみてはいかがでしょうか。
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小谷
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