トライやる・ウィークとは、兵庫県が県内の中学二年生を対象として実施している職場体験のことです。
働く現場を通して地域について学び、「生きる力」を育むことを目標に、1998年から行われてきました。
今回キャメルで初の、トライやる・ウィークによる中学生の受け入れを実施。
体験してくれたのは豊岡南中の2年生2人。
好きなイラスト制作を活かそうと、広告制作会社であるキャメルを選んでくれました。
仕事体験としてこちらが与えたテーマは『キャメルを学校で紹介するチラシ』の制作です。
まずは、広告の基本である『何をどう伝えるか』の骨組み作りから体験してもらいました。
そして取材も行っています。
.
質問内容の最終的な確認は指導ボランティアが行いましたが、
二人が出してくれた疑問の数々は、大人でも内容を考えさせられるような深いものがありました。
初めての取材に不安そうでしたが、進めていくうちに相槌や、返答に質問を重ねる技術など、
こちらが教えていないことでも自発的にチャレンジしてくれました。
伝えるためにたくさんのことを考え
実際に自らの足で取材や写真撮影を行い
初めてのPC作業も果敢にチャレンジ。
この紹介チラシのタイトルである『challenger』は、トライやる・ウィークの学年テーマである
『challenge〜自ら気づき、考え、学びにつなぐ〜』を自分たち流にアレンジしたそうです。
イラストは、二人でお互いの姿を描きました。
自らこの体験に参加をしているという意思を感じる、とても良い表紙になっています。
中面も情報が見やすく整理され、文字が読みやすいように色や書体にこだわるなど
読む相手のことを考えたチラシが出来上がりました。
.
二人は最初は緊張してましたが、最終日にはキャメルの雰囲気をとても気に入ってくれたようで
「会話が親しみやすい」や「個性的な人が多い」など、キャメルの良いところを
笑いながら教えてくれました。
癒し犬のオリーブもポイントが高かったそう。
慣れない仕事ながら一週間精一杯頑張ってくれてありがとうございました。
そして素晴らしい紹介チラシの制作をありがとうございます。
.
中井
.
.