地域おこし協力隊である豊岡市移住のプロデューサーは、
演劇を通してもう一度、人や文化の交流を盛んな町にしたいと願っている。
但馬の情報誌T2 秋・冬号では、
但馬に新たな劇場「江原河畔劇場」の誕生を特集しました。
9月から2週間にわたって市内各所で行われた豊岡演劇祭。
劇団による招待作品の他、自発的に行われる「フリンジ」型の公演
オンライン公演など、多様な形式で行われました。
その他のコーナーでは、親子で手作りする
香住ガニがぎっしり詰まった「かにみそまん」や、
製本会社が閑散期に養父市で取り組む「にんにく」栽培など、
今まで町に無かったものが生まれています。
以前栄えていた町や商店が、道路などで人の流れが変わり
閉店を余儀なくされている。
更に、コロナが追い打ちをかけている状況…
そんな中でも若手が新しい取り組みを始めることによって、
もう一度、町や商店・企業が活性化し始めている。
豊岡市では、芸術と観光分野の人材育成を目指し、
国公立では初となる演劇を学び、
実社会を生き抜くコミュニケーション力を修得できる
大学を来年4月に開校予定。
今、地域活性化に求められるのは、
「行動」のための「学び」ではないだろうか。
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