垣根を超えてのびのびと。書道家 華汀kateiさんを取材しました。

但馬県民局のご依頼で、兵庫県養父市へ
「但馬まるごと芸術の郷」WEB取材に行ってきました。(HP:https://tajima-art.com/)

兵庫県北部の但馬地域では、民族芸能(ざんざこ・ざんざか踊り)をはじめ
近年は演劇の町として芸術文化観光専門職大学の開講
豊岡演劇祭の開催が行われています。

今回お話を伺いました書道家 華汀kateiさんは、国内を始め海外と幅広くご活動されています。

華汀kateiさんは高校卒業後すぐに故・金子 鷗亭氏に師事。
金子氏は、北海道松前出身の書道家です。
書道文化の発展に生涯を尽くしその功績から平成2年文化勲章を受賞。
全国戦没者追悼式の標柱の文字を30年にわたって書かれてきた名誉ある方です。

流派の垣根を越え書道文化の継承を願っていた
師匠の思いは華汀Katieさんにも引き継がれ、現在、養父市・豊岡市を中心に
小学生から年配の方まで幅広く指導されています。

生徒さんの中には筆で書く人もいれば、ペンで書く人、書の横に絵を描く人もいるそう。

当日はベテランの生徒さんの中に混じって撮影取材を実施。
みなさん来年開催を予定している地域交流作品展に向けて作品づくりをされていました。

見本を見て文字を書いても、よくみると人によって筆の運び方や余白が違い
それぞれが思い思いに文字と向き合う穏やかな時間が流れていました。

「小学生の時に書く文字と、大人になって書く文字はその良さが違う」という華汀Katieさんのお話からも
書道の持つ手書きならではの温かな魅力が伺えます。

華汀kateiさんが華汀書道会を始めたきっかけや取り組みについての
WEB記事は12
月中旬に公開予定です。お楽しみに。

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